今回の授業は、8:30に箱根湯本駅に集合し、箱根登山バスで畑宿(はたじゅく)まで
登りました。畑宿(はたじゅく)の箱根旧街道入り口には、一里塚があります。
ここから、箱根旧街道を甘酒茶屋さんまで登っていきます。
一里塚は、東海道を旅する旅人の目印。一里というのは、約4kmです。
カラスザンショウの木。
ふむふむ。なるほど〜。箱根の植物について、安井先生に教わるの図。
マユミの実。安井先生のガイディングは、植物のお名前だけでなく、由来や効能、
箱根旧街道の歴史まで、幅広く、とてもお勉強になりました。春とは違った植物が観察され、
季節の移り変わりを肌で感じました。はこねのもりは、もう秋です!
甘酒茶屋さんでは、名物の甘酒とお餅をいただきながら、一休み。
甘酒茶屋さん十三代目店主・山本聡先生より、甘酒についてのレクチャー、そして、今回の授業の目玉!
"わらじ"が配られました。甘酒茶屋さんから半里ほどの道を、今度はわらじで歩いてみましょう!
ということで、まずお湯につけます。
色が変わりました。足袋靴下をはいて、履き方をレクチャーしていただき、装備完了!
わらじで歩く、箱根旧街道!すべりやすい石畳が全然すべりません!
足つぼマッサージのような感覚で、気持ちよく歩くことができました。
途中、色づいた葉っぱを拾いながら、箱根旧街道を四里とちょっと、歩くことができました。
三島まで行くと"箱根八里"の踏破です!"箱根八里"を歩いてみよう!という授業も、
やってみたいですね!滝廉太郎ゆかりの芦ノ湯温泉に浸かるのもいいかもしれません。
拾った落ち葉を使って、日本アロマ環境協会アロマテラピーインストラクターのはこじょ理事長・木村容子先生より
"はこねのもりのサシェ"づくり。アロマテラピーがちょっと身近になった瞬間。
何よりも、はこねのもりで、今日拾った落ち葉がその中に入ることが嬉しいポイントでした。
次は、はこねのもりの素材から、アロマエキスを抽出したりする授業も企画してみたいです!
ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました!
執筆:2014年10月30日(宮本 湘子)