こちらの甘酒茶屋さん。江戸の初期からここにあるんです。
箱根を東から西、西から東へ江戸時代の人々が往来した際、立ち寄って体を休め栄養を補給した場所。
マラソンでいうところの、給水所のような命綱な場所とも言えます。
この茅葺き屋根。素晴らしいでしょ。
なんと箱根仙石原のススキ野原のススキが使われているのだそうです。地産地消だったんですね!
茅葺き職人の方にお願いしていて10年に1度くらいの割合でメンテナンスしています。
茅葺き職人も数減ったそうですので、とても貴重な建築物になっていくのでしょうね。
甘酒茶屋さんは夏に訪れても囲炉裏を使っています。そのススが店内を燻して
茅葺きや、建材の強度を保ちます。そんな自然界の摂理を活かした生活。最近憧れますよね(^^)
今回のはこじょ特別スィーツセット。
・自家製の天然酵母で作られた冷やし甘酒
・庭に自生している紫蘇をジュースにした寒天ゼリー
それに、予定になかったお餅をセットにつけてくれました!
今の若旦那でなんと13代目です!!!
若旦那の山本店主から、わらじの履き方のレクチャーを受けているところです。
わらじは、指のところが地面に付いていいそうです。
石畳を歩く際、なぜわらじだと歩きやすいかというと、足の指の腹を使って踏ん張るからです。
旧街道の石畳はウォーキングシューズでも、とても滑って歩きずらいのです。
その点、わらじは歩きやすくて快適!目から鱗ですね。
そしていい感じで足のツボを刺激して痛気持ちいいこと!
これからの時代、MYわらじ、いかがですか?(笑)「わらじ女子」カッコいくない?
さー
飲む点滴の甘酒と、紫蘇寒天でミネラルを補給したので、わらじでいざ出発!!!
ニコリ。パチリ。
わらじ話でもう一つ。
今、「経血コントロール」という方法が広まっているのをご存じですか?
膣奥と子宮に月経血を貯めておいて、トイレで膣口を開きながら、腹圧をかけて、貯めておいた月経血を出すこと。
です。
昔は着物で過ごし、今のようにショーツがなかったので、排尿と同じで経血もトイレに行ったときに出すものだったそう。
マクロビオティック的に考えると昔の日本は陰陽でいうところの締めるところは締めて、
緩めるところは締める食べ物のバランスが良かったと思われます。
ヒエや粟などの雑穀や、発酵食品の味噌、よく糠に漬かった漬物、海藻などが主食でした。
体に取り込む食材がパーフェクトで、経血コントロールも自然とできたのかもしれません。
そしてわらじを履くと親指、人差し指の間をわらで締めます。そこが内臓に直結しており、
女性は子宮にもいい刺激になり血の循環が良くなります。なので、雪駄、下駄、草履などもきっと、。いいはずですね!
いつもお世話になっている、箱根観光ガイド協会の安井先生。
安心してお任せできる方なので、今回も完全便りっきり(^^;)
箱根にしか自生していない植物や、木々の説明を随所にしてくれるので楽しいです。
盗人はぎ、こばぎぼうし、朴葉、
また、箱根のお土産の定番の雲助団子の由来の『雲助(くもすけ)』とは、
江戸時代に、峠を越える旅人や荷物を運んだ駕篭屋のこと。
今の佐川急便のような人で、誰でもなれたわけでなく、歌がうまい事も条件のひとつだったそう。
さーお楽しみのランチタイムです。
箱根の名水で、ゴマ&ゴボウを練り込んだ絹引きの里の名物うどん。
まるで、わんこそばのごとく、側で待ち構えてくれているんです(笑)
6皿食べた人もいましたよ~♪美味しかったです!
天ぷらも、とても油切りが良くて、かなりポイント高かったです。
もずく酢や、カボチャのマッシュなど、飽きさせないコース料理でした。
そして、じゃん!
なんとハリゥッドの大スターのレオナルド・ディカプリオの座った席がこちら
今から5年前かー。座布団も、金色でした(笑)
そりゃぁ、記念に金プレートも作っちゃうよね~盛り上がるよね~
お腹いっぱいになった後は、元箱根から箱根神社を目指しました。
ここからは、元箱根の歴史深い旅館、御影楼松坂屋さんを通りながら
東京芸術大学の安藤さま達と合流してアート目線で箱根を深く理解していきました。
箱根神社に到着し、祈祷参拝してから
権禰宜の上岡さんから箱根神社について盛りだくさんのお話を伺いました。
こちらも貴重な体験となりました。
ほんとうに皆様、おつかれさまでした!ありがとうございました!暑かった~
熱中症などにならず無事に箱根神社参拝までたどり着けたのも、甘酒のおかげもあったかと思います。
本当に今年の夏は暑いですが、
これからも日々、あたま、からだ、こころを癒し、刺激し、元気に楽しく、かわいく、!
女性としての喜びを見出せるような箱根での時間を皆さんと過ごせますように・・・・!!!!!