岡田茂吉美術文化財団 箱根美術館学芸員
当美術館の創立者岡田茂吉（1882～1955）は「美術品は決して独占すべきものではなく、一人でも多くの人に見せ、たのしませ、人間の品性を向上させることこそ、文化の発展に大いに寄与」するとの信念のもと、戦後、東洋美術の優品の蒐集につとめ、海外への流出を防ぎ、昭和27年、財団法人東明美術保存会（現、岡田茂吉美術文化財団）を設立し、箱根強羅に箱根美術館を開館しました。昭和57年、姉妹館であるMOA美術館の開館以降は、“やきもの”中心の展示をしています。
また、当財団は、“生活の芸術化”を目指して、いけばな、茶の湯、児童作品展など、幅広い文化活動を展開しています。
はこねのもり女子大学 2015年1月特別授業 開催！
尾形光琳300年忌 「燕子花＆紅白梅」2大国宝同時公開 特別授業
〜参加者特別特典〜
MOA美術館2015/2/4〜～3/3開催
「燕⼦子花と紅⽩白梅光琳アート 光琳と現代美術」
特別割引⼊入場券プレゼント
（通常1600円が500円）
2015年は尾形光琳没後300年にあたる年です。その300年忌を記念して今年は国内多数の施設にて光琳の展示会が開催される予定です。
また根津美術館・MOA美術館では尾形光琳の「燕子花図屏風」（根津美術館蔵）、「紅白梅図屏風」（MOA美術館蔵）を
同時に鑑賞できる展覧会が両館にて開催されます。
そこで今回のはこねのもり女子大学1月授業では、初の箱根でアートを学ぶ授業を箱根美術館にて開催いたします。
光琳の作品を所蔵している箱根美術館を舞台に、光琳の魅力をより身近に、また五感で感じながらアートに親しみましょう。
この授業をきっかけにアートをもっと身近に感じていただき、美術館めぐりを楽しんでいただけたらと思います。
光琳の世界観をまさに再現したといえる箱根美術館の庭園を散策しながらKORINアートと冬の箱根を満喫してみませんか！
昼食には自然食レストラン『旬幸』にてカラダに嬉しいこだわりの旬の野菜を使った はこじょ特別ヘルシーメニューをご用意。
また普段入る事の出来ない箱根美術館 富士見亭にてお抹茶とお菓子を味わいながら特別な新春の和のくつろぎタイムをお過ごし下さい。
〜冬でしか見ることが出来ない庭園の風景です〜
【開催日時】2015年1月25日（日）10：30〜14：30
【集合時間】10:30
【集合場所】箱根美術館 切符売場前
【募集人数】30名
【参加費】 はこじょ学生：3,800円 一般：4,800円
【先 生】 箱根美術館 尾西 勇さん
※昼食付（こだわりの旬の野菜を使った はこじょ特別ヘルシーメニュー）お抹茶お菓子付
※詳細は追ってお知らせいたします。
【1限目】◆光琳（KORIN）アートに親しむ◆
光琳の作品を所蔵している箱根美術館を舞台に、光琳の魅力をより身近に感じませんか。
【2限目】◆箱根の自然の山景色を眺めながら、素材本来の味を楽しむ◆
目の前に広がる大文字山ともよばれる明星岳の開放的な景色を望みながら、
化学調味料は一切使用せず、天然本来の物で味付けされた自然食をいただきながら、その「食」への“こだわり”についてお話いただきます。
※写真はメニューイメージです。
【3限目】◆冬を眺め、日本建築にてお抹茶をたしなむ◆
箱根美術館の庭園は秋には多くの人が訪れにぎわう紅葉の名所です。
【アクセス】
ＪＲ東海道線・ＪＲ新幹線 小田原駅下車 → 小田急線・小田急ロマンスカー 箱根湯本駅下車
→小田原駅／箱根湯本駅 → 箱根登山鉄道で強羅駅下車
強羅駅 ケーブルカーで公園上駅下車
施設めぐりバスで箱根美術館前下車
※雨天決行（荒天または大雪の場合は運営者判断で中止となる場合もございます。）
【MOA美術館】
主催：一般社団法人はこねのもりコンソーシアムジャパン
後援協力：箱根町／箱根ジオパーク推進協議会／箱根強羅観光協会／箱根美術館／自然食レストラン 旬幸／