新緑さわやか「森ヨガとゆったり森さんぽ」~森林の癒し体験~
さわやかな空気を感じながら行う森ヨガと、はこじょオリジナル森林セラピープログラム。
快晴に恵まれ、新緑の箱根やすらぎの森にて無事開催されました!
まず授業に入る前に、アミラーゼ唾液測定器でストレスチェックと血圧測定を順次行い、
森林の癒し効果体験によってどのような反応があるのか体感していただきます。
みなさん、自分のストレス度会いを数値で見る事もあまりないと思いますので興味津々でした。
始めの挨拶をしていざ出発!
奥にある富士山がひょっこり見える「森の広場」へ。
森林セラピーロードを8分ほど歩いていきます。
見えました!富士山♪ みんなから歓声が沸きました。
<箱根やすらぎの森の森の広場から見える富士山>
【1限目】
森ヨガ:講師 ヨガインストラクター/Chico
<photo by>blue velvet <photo by>blue velvet
午前中の森林にはリフレッシュ効果があるといわれている樹木の発する成分フィトンチッドが満ちていて、
一年でも5~6月が一番、フィトンチッドが放出されているそうですよ。
そんな贅沢な空間で目を閉じて体をほぐしていきます。
呼吸するたびにまるで箱根の森の清々しい息吹をカラダに取り込んでいくようです。
あたりはほとんど静かで、chico先生の声だけが静かに響き、耳に心地よく聞こえてきました。
<photo by>blue velvet
陽射しがとても強く暑いくらいでしたので、水分補給を促しながら進めていただきました。
体の中を風が通り抜けていく時はとても気持ち良かったです。
お互いの体の体重を使いながらのポーズも取り入れたり、
瞑想で体を緩めたり緩急をつけたプログラム内容でした。
<photo by>blue velvet
一度会場へ戻りランチタイム。
こだわりぬいた材料の「はこじょ天女さまのおむすび弁当」とお味噌汁をいただきました。
テレビでも著名な食文化研究家、永山久男先生のレシピコンセプトです。
食べている時に、こちらから食の効能やコンセプトをご説明させて頂きました。
ただ美味しいと感じる以上に意識する事でより体に響くそうです。
2限目の「ゆったり森さんぽ」
森林セラピスト講師: 工藤知恵先生
工藤先生の声は森にピッタリの癒しボイス♪
そして葉っぱをいつもちぎってみなさんに五感を研ぎ澄ましてもらいます。
特に五感の中でも、嗅ぐ事から得られる効能は強いそうですよ。
※許可を得て葉っぱをちぎっています。
大木などは、見えないけど地面にはびこる根っこはかなり広範囲に渡るとの事で先生は、木に触れる時、お邪魔しますという気持ちで踏み入れるのだそうですよ。
やすらぎの森のコースは森が深くなったり、少しいくと開けたり小さな川が流れて橋があったりと、
変化に富んだ景色です。
コンクリート地面、土面、木屑、いろんな道のりそれぞれの
足から伝わって来る感覚にも意識を向けて歩きました。
急な登りや下りなどでは汗ばんだりするほどです。
そして芦ノ湖西浜までたどり着き、木々の間から眼下に広がる芦ノ湖の前でしばし瞑想タイム。息吹をただ感じてみました。
おむすび広場にて。
ただ、身を預けてリラックス。本日の議題はサイレントセラピーでした。
会場に戻ってきたら、クロモジ枝の冷茶を飲みながら、
の癒し効果とその暮らしへの活かし方について講義をし、クロモジを不織布に入れてお土産にしました。
そのあと、2回目のアミラーゼ体験チェックをします。
朝より数値が上がった人、下がった人いろいろでしたが、一つの目安として捉えていただければと思います。
【ミニ講座】
<未病を癒すミニ講座:神奈川県未病観光コンシェルジュ 藤原亜香里>
東洋医学では人と自然は相応しているとする考え方をしています。
その上で、梅雨の時期に取り入れたい養生のポイントをお伝えしました。
<まとめ>
外での授業はとにかくお天気に左右されるところが大きい取り組みです。
はこじょは比較的お天気に恵まれますが、雨の場合もあります。
でも森林セラピーの場合雨の中の森の効能も学べるので、
自然環境に身をゆだねる体感を味わい各々の感じたまま五感に響かせていきます。
ヨガは雨の中というわけにはいきませんが、
森の環境の中、無心になり、鳥のさえずりに耳を済ませ、
カラダの中を風が通り抜けるのを感じながら身をゆだねて、アーサナをする。
室内では得られない何かを感じ取っていただけたら幸いです。
一期一会の出会いに感謝してナマステ。ありがとうございました!
また箱根の森でお会いしましょう。はこじょスタッフ一同